世界一周の旅!いきなり迷子(涙)~エストニア編~

エストニア
エストニアで迷子になった。人生初の海外一人旅。人生初のヨーロッパでいきなり迷子になった。エストニアのタリンという町。

 

まず、宿に向かうためのバス停が見つからない。現地の人に聞いてもわからない難しい場所にあったようだ。何人も聞いたがわからなかった。でもみんな親切だった。中学生くらいの子にも聞いた。わからなかったが、なんとかしようとしてくれてるのは伝わってきた。去り際に申し訳なさそうにしている誠実なその姿を見て、また申し訳なく思ったけど、その気持ちは人としてうれしかった。

最終的にバス停を教えてくれたひげの生えた大柄な男性。何人かの子どもたちと奥様と一緒にいたにも関わらず、一生懸命調べてくださりようやく場所を突き止めることができた。15分程かかったと思う。子どもたちを先にいかせて、自分は残って見ず知らずの外国人にバス停を探してくれたのだ。心から感謝したし、やっぱりその人の住むエストニアという国が好きになった。

 

さっきのおじさんのおかげでバス停には無事にたどり着くことができた。しかし、なかなかバスが来ない。一時間に一本しかこない。夜が近づいてるのもあるし逃すわけにはいかない。本当にここであっているのか不安がおそう。同じバス停にいた若いカップルに聞いたら、これであってるよと笑顔で教えてくれた。だいたいこれくらいの値段だということも一緒に教えてくれた。その優しさのおかげで不安が安心へと変わりまた感謝の気持ちがわいた。でもそのカップルは、そのあとすぐ二人の愛の世界に入り込み、見つめあってディープキスをしていた。なんだかそれもステキに見えた。

 

満員のバスに乗り込み、自分はあるマダムの横に一声かけてから座った。しばらくすると、向こうからどこから来たのと英語で話しかけてくれた。そこから好きなスポーツとか仕事は何をしてるとかいろんな話で盛り上がり、最後はどこへ行くのかという話になった。ケータイ画面で今日泊まる宿の場所を見せると、いろいろ教えてくれた。


そのマダムの方が先に降りるので、あと3つ目のバス停で降りるのよと何度も教えてくれた。その女性が先にバスを降りる際も、あの日本人はどこどこのバス停で降りるから頼むわよみたいなことを言ってくださっていてなんだかうれしかった。

 

無事に目的のバス停で降りることができた。もう人に会えないかもしれない恐怖があったので、バスを一緒に降りた人に宿の場所を聞いてみた。するとここから、一時間後のバスで行くか、歩いて行くか、そのどちらかだよ行き方と一緒に教えてくれた。とっても丁寧に教えてくださったご夫婦にお礼を伝え、日がくれるのは避けたいから歩いて行くことにした。


空と木と道しかない。10分近く歩いていると先ほどのご夫婦が走って追いかけて来てくれた。新しい情報を僕に伝えるために走って来てくれたことに感動した。我が子を思うような気持ちが伝わってきてボロボロと涙が出て止まらなかった。精一杯感謝を伝えた。一生の思い出に残したいと思い、お願いして写真を撮らせてもらった。本当にステキなご夫婦だった。

 

何もない道をひたすら進むのは寂しくて不安だったけど、ご夫婦の優しさのおかげでうれしさでいっぱいだった。

一時間近く歩いて、ようやく宿の住所らしき所に着いた。ようやく人が少しだけど住んでいる気配があった。


大きな敷地の家の庭で座っている老紳士を見つけた。僕が『テレ!(こんにちは)』と言うと、100m程離れた距離を、門の前で立っている僕の所まで来てくれた。『あの建物の裏側にある。道がないからぐるっと回っていけばいい』そんなことを教えてくれた。その通りに行こうとしたけど、道のような道がいくつかあり、それぞれ挑戦したがなかなか見えてこない。苦戦していると後ろの方に小学生くらいの男の子がいた。『テレ』というと近づいきてくれたので、ついでに道を聞いてみた。一緒について教えてくれたのでなんとか宿らしき建物に着いたように思えた。でも敷地の入り口が閉まっている。また回り道をして他の入り口を探す。バス停からかれこれ二時間程過ぎていた。

 

再度、民家の人に二度と三度聞いてようやく正面の門の前にたどり着いた。でも門も閉まってるし人の気配もない。電話番号が書かれているが自分の電話はWi-Fiが無いと使えない。もう体力も残ってなくて、これでダメなら野宿も覚悟しないとと思った。近くの家に人影が見えたのでダメもとで電話貸してくれないか聞いてみると、電話をかけてくれた。15分後に行くのでまっててくださいと連絡が着いた。約束通り15分後に来てくれて、無事に宿に到着することができた。

 

今回の出来事で、本当にたくさんのエストニアの方たちに助けていただいた。みんな本当に親切だった。だから無条件でエストニアが好きになった。僕も日本にいるときに関わらず困っている人が助をもとめてきたら親切にしようと思った。求めなくても一声かけようと思う。その一対一の優しさが人間の幸せにつながる。大げさかもしれないがそれこそが世界平和につながるのだと僕は信じている。

 
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教育について

教員生活16年目の頃から、こういうことがよく頭をよぎるようになった。
『いい教育ってなんだろう』
教育について考えるのはもともと好きだったので、自然と考えることはある。ただ、その頃思い始めたのは、自分を含めた大人がいかに楽しそうに生きているか。ここに尽きるのではないかと思うようになった。大人が楽しそうに働いてたり、仕事の後の時間や休みの時間を満喫したり、家族の時間を大切にしたりする、そういう大人たちの姿を見ることで、子どもたちは大人になりたいと思うし、生きることに希望を持つのではないかと思う。


そこから広がって、大人を尊敬したり、いろんな生き方をみたり、主体性が生まれたり、大人と対話をしたりするようになり人間らしい豊かさにつながって行くのではないかと私は思う。

同じような生き方で、同じような働き方で、同じような恋愛の仕方ではきっとつまらなくなる。その上、毎日朝早くから夜遅くまで働き、心も体も疲れきって、イライラしたり心のゆとりも失っていく。だから、家ではただ寝てるだけの大人の姿を見れば、間違いなく子どもたちは失望すると思う。

 

だからこそ、今の大人たちはもっと真剣に働き方や生き方を考えなければならない。もっともっと楽しく生き生きと過ごせるように知恵をだし力を合わせて実践していかないといけないと思う。
なぜなら、大人も子どもも生きているもの全ては、幸せになるために生まれてきたはずだから。

 
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エストニアでの僕の食生活

フィンランドからスタートして3日目。予想以上のスピードでお金を使っている。北欧は本当に物価が高い。様々な面で国民の生活をサポートしているから仕方ない。

ただ、この約10ヶ月を無事にやりきるためには節約も必要。これで5食分。お気に入りはファイブミニッツスープとフルーツジュース!とてもおいしかった!
なんとか乗りきりました😊

 
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教育について

海を見ながらこんなことが頭の中に浮かんで来て止まらなくなった。

僕の教員生活の中で全国大会出場や全国制覇などの大きな偉業はない。
数少ない自慢は、失敗や挫折が多いことと、教え子教員多いこと。教え子と行く言葉はやはり偉そうで自分は好まないので、学校生活で自分が一緒に過ごした生徒が、教員になり活躍してある数が本当に多い。もちろん、自分のおかげとかそういったことは思っていないけれど、なんだかうれしいのは正直なところ。

振り返ると、僕が教員を目指したのは、いい先生との出会いだったように思う。
この先生だけ、とは決められないが本当にたくさんの先生に影響を受けているのは間違いない。

 

中でも、中学3年生の担任だったある男の先生。若くて優しくてたまに本気で叱ってくれて、他の先生とは違う印象を当時から持っていた。思春期で非常に難しい年頃だった自分は、何かをきっかけに不破先生のことを嫌いになった。一方的に無視したり、不満な態度をとったり、くってかかったりしていた記憶がある。それでも先生は、絶対に感情的になることなく、見捨てることもなく、今までと同じように接しようとしてくださっていた。

そしてもうひとつ。まだ20代後半だった先生がぽろっと弱味を見せた。今でもその事がずっと自分の心の奥深いところに存在している。
嫁さんに逃げられたよと。男つくって子どもと出てってしまった。離婚したことを、僕たちにさらりと明るい表情で言っていた。僕は表情を変えないよう努力はしたが、心の中がずいぶんざわついたのを記憶している。

 

なぜそんなことを僕たちに言うのだろう。言って何かプラスになるのだろうか。弱味を見せれば僕たちにそこを突かれ面倒なことになる危険性を大いにはらんでいたのは間違いない。

なのに、先生の表情は明るかった。辛くないのだろうか。悲しくないのだろうか。自分だったらきっと絶えられないんじゃないだろうか。でもどうして明るくいられるんだろうと、中学生ながらにいっぱい考えた。


ただ、何かはわからないが、直感的にこの人のことが好きだと思った。この人は信じられる人だと思った。

今振り返ると、敢えて言葉にしてしまうなら、きっと僕たちのことを信じてくれていたのではないか。人として対等に接してくれていたのではないか。そして、僕たちのことを本気で好きでいてくれていたのではないかと思う。

 

だからなのかはわからないが、高校に進学し、もう縁が薄れていく中でも僕は自然とそうはさせなかった。
大学入試のセンター試験。高校時代恥ずかしくなるほどの落ちこぼれだった自分は、なんとしても教員になりたいと思い、部活引退後の半年間、三時間睡眠で髪の毛もボロボロ抜けるほど勉強した。奇跡的にセンター試験は過去最高の手応えだった。朝刊が来るのを今か今かと待っていた。来たらすぐ自己採点。自分史上最高点を叩き出した。何を思ったかまだ朝の5時を回ったくらい。僕は迷わずその先生に電話をした。眠そうに出た先生は『よかったやないか~!でもお前なぁ今何時やと思っとるんや』といいながらも、喜んでくださっているのが受話器越しに伝わってきてうれしかった。きっと先生を目指したのも、大嫌いだった勉強をがんばったのも、先生にほめてもらいたいと思っていたからかもしれない。

 

そういう先生に出会えたことが本当に幸せなことだと思う。もっともっと成長して、もっともっと立派になって、一人でも多くの人を、幸せに導いていく力のある人間になりたい。そして、先生にもっともっとほめてもらいたいと心のどこかで今でも思っている。

 

TURISALU

海と緑あふれるステキな所でした。最初はあまりにも田舎で人も店も何もないし正直心配でした。
ところが、2日過ごしただけだけど落ち着いてのんびり過ごせて幸せでした。海外へ来てからのことを振り返ったり、Facebookに記録したり、じっくりと自分の人生を振り返ることができました。
特に初春のバルト海。誰もいない浜辺を1人散歩。波の音を聞きながら過ごす時間はとても豊かに感じました。
座って自分の人生を見つめ、散歩して、時に血が騒ぎ走ったり、感じるままに過ごしました。

出会った人もみなちょっぴりシャイで親切でした。素晴らしい2日間をありがとう!

TURISALU!タナンヴァーガ!

 
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朝のタリン

誰もいない。それもまた不思議な風情を感じました。

 
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ど直球

simple is ベスト!
わかりやすくて好きです😊

 


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エストニアのスポーツ

きれいなフットサル場、日本と同じような公園、ジョギングする青年がいた。フィットネスジムも発見。やはりスポーツは生活に根付いてることを実感。行きのバスでは、マダムがバスケットボール、スキー、サッカーが人気だと教えてくれた。

 
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読書

バスターミナルの待合室。こんな所にも自由に読める本が置いてある。個人的にはとてもいいなと思います。僕の場合、意図的に作っていましたが日本では本当に努力しないとなかなか本を読む機会は作れなかった。僕も無意識にケータイを触ったり、なにも考えずテレビをつけたり。子どもたちもケータイでゲームすることが異常なほど多くなった。だからこそ本を読む。そういう時間と文化を見習いたい。

読書は充実した人間を作り、会議は覚悟のできた人間を作り、書くことは正確な人間を作る。 フランシス・ベーコン

 
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日本の働き方

今もし、僕が日本にいるならバリバリ働いていると思う。けどこうして休職をいただき自分の本当にやりたいことに時間をじっくり注ぐことはとても大切だと私は思います。
日本では、特に公務員は退職まで辞めるなどという選択肢はほとんどの人に存在しないように感じます。
しかし、やりたいことをするためのお金が貯まれば、途中で辞めてそれを好きなだけやり、気がすんだらまた働き始めることは往々にして選択肢に入るような社会の方がよっぽど人間らしく健全だと思います。

こういう道を選択したおかげで、初めてそういう生き方をしてる人がたくさんいることを知りました。田舎の公立学校にいたからなのか、少なくとも自分は全く知らずに生きてきた。今回の出発前に参加した国内研修でも、仕事を辞めて世界一周中の40代のご夫婦とラインで話をしたり、また3年働いてお金を貯めたら自分たち行きたい国をまわる予定の方など本当にステキな生き方をされてることを知り、とてもうれしく楽しい気持ちになった。それと同時になぜ自分は知らなかったのか。もちろん自分の責任だが、誰か教えてくれないのかと何にぶつけてよいかわからない感情も少なからずわいていた。

きっとこれは社会全体にそういう風潮が圧倒的に大多数のため抹殺されているように思います。だから、まず大人たちもまず知ること、そして生きているうちにやりたいことに勇気を出して挑戦することが大切ではないだろうか。
そして、教育現場でも、子どもたちにそういう生き方もあるんだということをちゃんと伝え、それぞれの子どもたちの感性に合った生き方や進路選択ができるような、もっとゆとりのある、もっと人間らしい生き方を目指していかなければならないように思います。娘を持つ親として、教育に関わる者として、そして人間として。

 

 


エストニア紳士と

タリンからリガへ向かうバスの中。となりに座った恰幅のいいひげが良く似合っているアインさんと仲良くなりました!

エストニアのスポーツ事情は、バレーボールが盛んで強いらしい。あとはバスケットボールも人気のようです。この男性はアイスホッケーも個人的に好きなようです!どこかで一緒にやりたいなぁとうずうずしてます。

トレーニングと各種目の動き作りはオリジナルで作ってある。これをやればスポーツがうまくなるエクササイズ。しっかり準備をして、チャンスが来たら必ずトライ!!