あなたの人生を採点する人は誰か? ~恩田聖敬氏の講演を聴いて~

今回、元FC岐阜社長、現まんまる商店社長の恩田聖敬氏の講演を聴く機会をいただきました。

 

明るく楽しく自分らしくありながら、命をかけて聴く人の背中を押してくれる、大激励の講演でした。今回は、その講演の中で話された内容を自分なりに咀嚼し、受け取ったものです。

 

読んでくださる方の前進する一歩につながれば嬉しいです。

 

※目次の内容は講演中で登場した言葉の中から僕が印象に残ったものです。順も講演のものとは違います。

 

目次
(1)うさぎとかめ
(2)400字に2時間
(3)質疑応答
(4)伝わらなければ存在しないのと同じ
(5)やりたいことをやる
(6)自分の意思を持て
(7)人生の採点者は

 

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(1)うさぎとかめ
なぜ亀が勝ったのか。
本質を鋭くついていた。

 

『亀はうさぎを見るのではなく、自分のゴールを見ていた』

 

一方、負けたうさぎは亀を見ていた。
戦う相手を間違えていたのだ。

 

僕たち人間も同じ。
人を見て自分の行動を決定していては
うさぎと同じではないだろうか。

 

自分の人生のゴールに向けて歩んで行くこと。人と比較することではない。昨日より今日、今日より明日と、一歩一歩前進することだ。

そこを見誤ってはならない。

 

(2)400字に2時間
講演の原稿を打ち込むのにかかる時間。
額に汗をにじませて。


400字に2時間。

 

つまり、一文字に約3分。

 

一文字打ち込むのに約3分かかる。

彼を突き動かすものの大きさが伝わってくる。

 

彼の一文字一文字に込められた思い。

人生にかける覚悟を感じずにはいられなかった。時間という彼の限られた人生を使って文字にし、伝えるための闘争劇を垣間見た気がした。

 

『時は命なり。』

 

時間はまさに人生そのものなのだ。
僕はそう教えてもらった。


(3)質疑応答
敢えて先に書きます。

今回講演を聴いていた大垣商業の定時制の生徒。身だしなみ、聴く姿、本当に素晴らしかった。私もこの学校で15年前に働かせてもらった。僕の教員の原点とも言える学校。

 

今までの卒業生、先生方たちの積み重ねのおかげで見違える程たいへん立派な姿でした。後ろから見るその頼もしい姿は、講演の喜びをさらに大きくしてくれました。

 

講演が終わり、生徒から質問がありました。その質問に対して、恩田君が答える姿を見るのも初めての経験でした。

 

一文字ずつ部下の方が、『あかさたなはまやらわ』を順に言い、恩田氏の反応を見る。

 

例えば『さ』で反応があれば『さしすせそ』を順に言い恩田氏の反応を見て言いたい一文字を探し出す。

 

それを紡ぎ合わせて、質問に答えるのだ。

 

恩田君からの答えを聞いた男子生徒は心なしかエネルギーに満ちているように映った。

恩田君のまじりっけのない思いがより強く、真っ直ぐに質問した生徒に伝わった。見ているこちらも自然とぐっと力が入り見入ってしまった。

 

質疑応答で心を動かされたのは初めてだ。


(4)伝わらなければ存在しないのと同じ
僕は逆の捉え方をした。


伝われば相手の中に自分の命を宿す。

 

僕の中に恩田君の命が入った。
彼の人生が僕の人生の中に存在するのだ。

 

以前、ある記事に書かれていた小学生の言葉がよみがえった。

 

『人はいつ死ぬのか?』

という問いに対して、ある小学生はこう答えた。

 

『みんなに忘れさられた時に、人は本当に死ぬんだと思います。』


子どもの心はいつだって新鮮な気づきを与えてくれる。

 

言葉も行動も姿も生き方も。
何か伝えていくことが生きている証。

 

(5)自分の意思を持て
講演の中で簡単な質問を投げかけてきた。
本当に簡単な質問。

 

簡単に思うことにこそ本質がある。

 

恩田君は何が食べたいか問いかけてきた。

 

これが食べたい。

 

そう言える人間になりなさいと。

 

毎日の何気ない小さな決断。

そこにこそ、自分の意思を持って行動しなさい。

 

そうでなければ本当の意味で生きているとは言えないよ。そう語りかけているようでした。

 

(6)やりたいことをやる
これが自分のやりたかったこと。
それが、FC岐阜の社長という仕事。
天職だと彼は確信していた。

 

彼は病によりその仕事を失った。

 

病が進行し全身が動かなくなっていく中で、断腸の思いで下した決断。

 

今まであたり前にできていたことが、ことごとくできなくなっていく。想像してみるだけで、悲しみと苦しみと絶望で押し潰されそうになる。どれ程の苦悩と葛藤があったことだろうか。

 

全身が動かない。

そこから行動を開始した。

『自分のやりたいことをやるために会社を作った』

不屈の闘志に奮い立つ思いがした。

 

『やりたいことをやる。それが人生でしょ?』

 

優しくおちゃめな恩田君がそう語りかけてくるようでした。 

 

僕も周りに何か言われるかもしれないと、足がすくむことが今でもある。

 

しかし、周りを気にして何も行動を起こさないのは意気地無しだ。青年の皮を被った老人だ。

絶対にそれは嫌だと僕の体は反応した。

 

『勇気を持って行動する。死ぬまでずっとそんな気概に満ちた青年でありたい。』

 

恩田君の生き方に触れ、そんな自分の心の声がわいてきた。


(7)人生の採点者は
講演の最後に迫る頃、こんな問いがあった。

 

学校のテストを採点するのは先生。では、

 

『人生の採点をするのは誰か?』


他の誰でもない。


自分の人生を採点するのは自分自身。

 

あたり前の中に眠っている本当に大切なものに気づかせてもらいました。

 

恩田聖敬。

 

彼の命をかけた講演。

ぜひ足を運んでみてください。

五感で、命で何かを感じるはずです。

 

☆恩田聖敬オフィシャルサイトより引用
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